それは、突然の携帯電話からはじまりました。
出版社において、一緒に働いていた編集者からだったのです。
内容は編集に携わった単行本が、文庫になったとのことです。
本書は、あらゆる業界での習わしや商習慣が書かれており、「こんなことが常識なのかぁ」と思うことが満載です。
世間での常識が非常識だったり、「気づき」が多い内容です。
私のいる出版業界では・・・
単行本は文庫になるケースがあります。
文庫になるのは、出版社が売れると見込んだ本です。
通常単行本からタイトルを変え、内容を加筆修正をして文庫になります。
今回は、編集者が著者であり「売れる本に仕上げる」ポイントを抑えています。
文庫のメリットは、単行本と違い書店に文庫棚がしっかりあることです。
しかも次の新刊が発刊されるまで陳列され、通常1カ月くらいになります。
1冊の本で、2度おいしいのです。